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オンライン教習所 編集部 中条
入社以来、広報・企画部門にて、地域社会の交通安全啓発活動や、教習生のサポート業務に長く携わる。
現在、オウンドメディア編集長として、運転技術の解説から最新の交通法規、安全運転の心構えに至るまで、幅広い情報を正確かつ親しみやすい言葉で読者に届けることを信条としている。
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運転免許取得時に必要な視力とは?両目・片目の基準や深視力検査を解説
#免許取得について
2026.06.26
2026.06.26
運転免許を取得する際は、学科試験や技能試験だけでなく「視力検査」に合格する必要があります。
しかし「両目でどれくらい必要?」「片目が悪くても大丈夫?」「視力検査で落ちたらどうなる?」など、不安を感じている方も少なくありません。
なかでも大型免許や二種免許では、深視力検査が必要になるため、普通免許との違いを事前に把握しておくことが大切です。
この記事では、運転免許取得時に必要な視力基準や検査内容・落ちた場合の対処法・深視力検査のポイントまでわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
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運転免許取得時に必要な視力基準

運転免許を取得する際は、免許区分ごとに定められた視力基準を満たす必要があります。
普通免許と大型免許では条件が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
原付免許は両眼で0.5以上必要
原付免許や小型特殊免許では、両眼で0.5以上の視力が必要です。
普通免許より基準は低めですが、裸眼で足りない場合はメガネやコンタクトによる矯正視力でも受験できます。
日常的に視力が不安定な方は、事前に眼科やメガネ店で確認しておくと安心です。
普通自動車免許は両眼で0.7以上かつ片眼それぞれ0.3以上必要
普通自動車免許では、両眼で0.7以上、かつ片眼それぞれ0.3以上の視力が必要です。
片眼が0.3未満の場合でも、もう片眼が0.7以上あり視野が確保できれば受験できる場合があります。
視力基準を満たしていないと、仮免許試験や本免許試験を受けられません。
大型免許・二種免許などは両眼で0.8以上かつ深視力検査も必要
大型免許・中型免許・二種免許などでは、両眼で0.8以上、かつ片眼それぞれ0.5以上の視力が必要です。
さらに、距離感や立体感を確認する「深視力検査」に合格しなければなりません。
検査前はメガネやコンタクトの度数確認、睡眠不足を避けるなどの準備をしておくと安心です。
片目の視力が低い場合は視野検査が必要になる
片眼の視力が0.3未満の場合は、もう片眼で0.7以上の視力が必要です。
その際は、左右150度以上の視野を確認する検査がおこなわれます。
片目だけ視力が悪い方でも、条件を満たせば免許取得は可能です。
不安がある場合は、事前に教習所へ相談しておきましょう。
メガネやコンタクトによる矯正視力でも受験できる
運転免許の視力検査は、裸眼だけでなくメガネやコンタクトによる矯正視力でも受験できます。
検査時に基準を満たせば問題ありません。
ただし、免許証には「眼鏡等」の条件が付くため、運転時は必ず装着する必要があります。
【関連記事】自動車教習所で眼鏡やコンタクトは必要?視力条件と注意点をわかりやすく解説
運転免許取得時にはどのタイミングで視力検査をおこなう?

運転免許取得時の視力検査は、1回だけではありません。
教習所への入校時や仮免許試験前、本免許試験時など、複数のタイミングで確認される場合があります。
教習所入校時に視力検査をおこなう
多くの教習所では、入校手続きの際に視力検査をおこないます。
これは、運転免許取得に必要な視力基準を満たしているか確認するためです。
基準を満たしていない場合は、メガネやコンタクトを準備したうえで視力確認がおこなわれます。
仮免許試験前に視力確認をおこなう場合がある
仮免許試験前にも、改めて視力確認がおこなわれる場合があります。
メガネやコンタクトを忘れると受験できない可能性もあるため注意しましょう。
本免許試験では免許区分ごとに視力基準が違う
本免許試験では、普通免許・大型免許・二種免許など、取得する免許区分ごとに視力基準が異なります。
特に、大型免許や二種免許は基準が厳しく設定されているため、事前に必要な視力を確認しておくことが大切です。
大型免許などでは深視力検査をおこなう
大型免許や二種免許などでは、通常の視力検査に加えて深視力検査もおこないます。
深視力検査では、距離感や立体感を正しく把握できるか確認されます。
普通免許では実施されないため、事前に検査内容を確認しておくと安心です。
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大型免許・二種免許でおこなう深視力検査とは?

大型免許や二種免許では、通常の視力検査に加えて「深視力検査」がおこなわれます。
普通免許では実施されないため、戸惑う方も少なくありません。
検査内容や基準を事前に把握しておきましょう。
- 深視力検査は距離感や立体感を確認する検査
- 三桿法では3本の棒の位置を確認する
- 深視力検査では平均誤差2cm以内が基準となる
- 深視力検査は焦らず落ち着いて受けることが大切
順に解説します。
深視力検査は距離感や立体感を確認する検査
深視力検査とは、物との距離感や立体感を正しく把握できるか確認する検査です。
大型車両は車体が大きく死角も増えるため、普通免許より高い安全確認能力が求められます。
特に車間距離や幅寄せなどで重要になる検査です。
三桿法では3本の棒の位置を確認する
深視力検査では「三桿法(さんかんほう)」という方法が採用されています。
3本並んだ棒のうち、中央の棒だけが前後に動き、3本が横一列に並んだと感じたタイミングでボタンを押します。
距離感を正確に把握できるかを確認する検査です。
深視力検査では平均誤差2cm以内が基準となる
深視力検査では、3回測定した平均誤差が2cm以内であることが基準です。
極端に早く押したり遅く押したりすると誤差が大きくなり、不合格になる場合があります。
視力だけでなく、落ち着いて距離感を判断することも大切です。
運転免許取得時の視力検査で落ちる原因

運転免許の視力検査は、普段は問題なく見えていても不合格になる場合があります。
とりわけ、大型免許や二種免許では基準が厳しいため、事前に原因を把握しておくことが大切です。
| 視力検査で落ちやすいケース | 主な内容 | 主な対策 |
| 視力が基準に足りていない | 裸眼視力が低下している | 事前に視力測定をおこなう |
| メガネ・コンタクトの度数があっていない | 現在の視力と矯正器具が合っていない | 度数を再調整する |
| コンタクトが乾燥している | 一時的に視力が低下しやすい | 目薬を準備する |
| 睡眠不足・目の疲れ | 視界がぼやけて見えづらくなる | 前日はしっかり休む |
| 深視力検査に苦戦する | 距離感やタイミングを判断しづらい | 検査内容を事前に確認する |
視力が基準に足りていない
運転免許取得時の視力検査で落ちるもっとも多い原因は、必要な視力基準を満たしていないケースです。
特に裸眼視力が低下している場合、自分では見えているつもりでも基準に届かないことがあります。
最近見えづらさを感じている方は、事前に視力測定をおこなっておきましょう。
メガネやコンタクトの度数が合っていない
以前作ったメガネやコンタクトをそのまま使用していると、現在の視力にあっていない場合があります。
視力は少しずつ変化するため、以前は問題なくても基準を満たせないケースも少なくありません。
長期間調整していない方は、注意が必要です。
コンタクトの乾燥によって見えづらくなる
コンタクトレンズが乾燥すると、視界がぼやけて見えづらくなる場合があります。
特に長時間装着している場合や、目が乾きやすい方は注意が必要です。
検査前は目薬を準備したり、コンタクトの装着時間を調整したりすると安心でしょう。
睡眠不足や目の疲れによって視力が低下する
睡眠不足や長時間のスマートフォン使用などによって、目が疲れていると一時的に視力が低下する場合があります。
特に検査直前までスマートフォンを見続けていると、ピントが合いづらくなるケースも少なくありません。
前日はしっかり休息を取りましょう。
大型免許などでおこなう深視力検査は距離感をつかみにくく苦戦しやすい
大型免許や二種免許でおこなう深視力検査は、普通の視力検査とは異なり距離感を判断する必要があります。
そのため、タイミングがわかりづらく苦戦しやすい傾向があります。
焦ると誤差が大きくなるため、落ち着いて受けることが重要です。
運転免許取得時の視力検査に落ちた場合の対処法
視力検査に落ちた場合でも、すぐに免許取得を諦める必要はありません。
原因に応じて適切に対処すれば、再検査で合格できるケースもあります。

まずは落ち着いて原因を確認しましょう。
ガネやコンタクトを調整して再検査を受ける
視力が基準に足りない場合でも、メガネやコンタクトの度数を調整することで合格できるケースがあります。
以前作ったまま長期間使用している場合は、現在の視力に合っていない可能性もあります。
まずは、眼科やメガネ店で確認してみましょう。
当日に再検査できる場合がある
教習所や試験場によっては、当日に再検査を受けられる場合があります。
例えば、近くのメガネ店で視力を調整して再受験できるケースもあります。
ただし、施設によって対応が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
視力が回復するまで受験を延期する
睡眠不足や目の疲れなど、一時的な視力低下が原因の場合は、無理に受験せず延期する選択肢もあります。
特に長時間のスマートフォン使用後は、ピントが合いづらくなる場合があります。
十分に休息を取ってから再挑戦しましょう。
片目の視力が低い場合は別の検査を受ける場合がある
片目の視力が基準に届かない場合でも、もう片眼の視力や視野条件を満たしていれば受験できる可能性があります。
その際は、左右150度以上の視野を確認する検査などがおこなわれる場合があります。
不安がある場合は、事前相談がおすすめです。
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運転免許取得時の視力検査を受ける際の注意点

運転免許の視力検査は、ちょっとした準備不足によって不合格になる場合があります。
普段は問題なく見えていても、当日のコンディションによって結果が変わるケースもあるため注意しましょう。
メガネやコンタクトを忘れない
普段からメガネやコンタクトを使用している方は、忘れず持参してください。
視力基準を満たしていても、矯正器具がなければ受験できない場合があります。
特にコンタクト利用者は、予備のレンズやメガネも準備しておくと安心です。
検査前は目をしっかり休ませる
睡眠不足や目の疲れがあると、一時的に視力が低下する場合があります。
前日は夜更かしを避け、スマートフォンやパソコンの使用も控えめにしましょう。
検査直前までスマホなどの画面を見続けると、ピントがあいづらくなるケースもあります。
コンタクトの乾燥に注意する
コンタクトレンズが乾燥すると、視界がぼやけて見えづらくなる場合があります。
特に長時間装着している方は、注意が必要です。
検査前は目薬を使用したり、必要に応じてレンズを交換したりすると安心でしょう。
深視力検査は焦らず受ける
深視力検査では、中央の棒が動くタイミングを落ち着いて確認することが大切です。
焦って早押しすると誤差が大きくなり、不合格につながる場合があります。
棒全体を見る意識を持ちながら、冷静に判断しましょう。
見えない場合は無理に回答しない
ランドルト環の切れ目や深視力検査のタイミングが見えづらい場合は、無理に回答しないことも大切です。

焦って適当に答えると、誤判定につながる可能性があります。
見えない場合は、落ち着いて検査員へ伝えましょう。
運転免許の視力に関するよくある質問

運転免許の視力検査については「片目が悪くても大丈夫?」「再検査できる?」など、多くの疑問があります。
ここでは、特によくある質問をまとめて解説します。
- 運転免許取得時の視力検査はゆるい?
- 片目だけ視力が悪くても免許取得できる?
- 視力検査の距離はどれくらい?
- 裸眼で落ちてもメガネがあれば受験できる?
- 視力検査の「裏ワザ」はある?
- レーシック・ICLで視力が回復した場合はどうなる?
順にみていきましょう。
Q1. 運転免許取得時の視力検査はゆるい?
普通免許の視力検査は、極端に厳しいわけではありません。
しかし、基準を満たしていなければ不合格になります。
特に裸眼視力が低下している方や、度数が合わないメガネを使用している方は注意が必要です。
Q2. 片目だけ視力が悪くても免許取得できる?
片目の視力が低くても、もう片眼の視力が0.7以上あり、左右150度以上の視野基準を満たしていれば、免許を取得できる可能性があります。
ただし、片目の視力が0.3未満、または見えない場合は、通常の視力検査に加えて視野検査をおこなうケースがあります。
不安がある場合は、事前に教習所や試験場へ相談しておくと安心です。
Q3. 視力検査の距離はどれくらい?
一般的なランドルト環による視力検査は、約5m離れた位置からおこなわれます。
ただし、試験場や教習所によって設備が異なる場合もあります。
見えづらさを感じる場合は、事前に視力確認をしておくと安心です。
Q4. 裸眼で落ちてもメガネがあれば受験できる?
裸眼視力が基準に届かなくても、メガネやコンタクトによる矯正視力で基準を満たせば受験できます。
ただし、免許証には「眼鏡等」の条件が付くため、運転時は必ず装着しなければなりません。
Q5. 視力検査の「裏ワザ」はある?
視力検査で確実に合格できる裏ワザはありません。
ただし、睡眠不足を避ける・目を休ませる・メガネの度数を確認するなど、コンディションを整えることは大切です。
不正行為は避けましょう。
Q6. レーシック・ICLで視力が回復した場合はどうなる?
レーシック(※1)やICL(※2)によって視力が回復した場合でも、検査時に基準を満たしていれば問題ありません。
すでに「眼鏡等」の条件が付いている場合は、免許更新時などに条件解除申請をおこなう必要があります。
※1:エキシマレーザーを角膜に照射してカーブを整え、禁止・遠視・乱視を矯正する視力回復手術
※2:目の中に小さな専用レンズを埋め込み、禁止・遠視・乱視を矯正する視力回復手術
まとめ|運転免許取得時の視力検査は事前準備が大切
運転免許取得時の視力検査では、免許区分ごとに定められた基準を満たす必要があります。
なかでも大型免許や二種免許では、深視力検査も必要になるため注意が必要です。
視力不足やメガネ・コンタクトの度数ズレ、睡眠不足などによって不合格になる場合もあるため、事前準備をしっかりおこないましょう。
検査内容や基準を把握しておけば、落ち着いて受験しやすくなります。
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